日本企業の素晴らしさ。200年以上続く老舗企業数が世界一!長く成功する秘訣とは?
戦後から、70年以上経ち、戦争が終わり、
日本の経済は何もない焼け野原から、世界2位にまでなりました。
戦前から、日本を支えてくれている老舗企業は、2008年の調べで3146社。
世界5586社の中の56%のシェアを占めているとのこと。
100年以上続く日本企業も、2万社以上とのこと。2位のドイツは1000社以下。
圧倒的に1位です。
1000年以上続く企業はなんと7社。業種は、建築や旅館など。
世界で一番古い企業は、578年建立の金剛組。
実に、1500年近く存続しています。
とにかく素晴らしい日本の歴史。
これだけ、長く続いている企業数が多い理由としては、
・島国であること。
・職人気質であること。
・明確な経営理念の継承
などが、挙げられます。
その中で、産業も1955年から、2008年までで割合が大きな変化をします。
第一次産業(農林漁業) 21 % → 1.6%
第二次産業(鉱業、建設業、製造業) 36.8% →46.4%
第三次産業(サービス業、卸売、小売業など) 42.2% →69.6%
時代の産業が変化するように、実は、企業の業務内容も変化している例がたくさんあります。
富士フィルム 写真フィルム製造→化粧品・医薬品事業
ローソン 牛乳屋→コンビニ
任天堂 花札→ファミリーコンピューター
LINE オンラインゲーム→SNS
サンリオ 絹の販売→ハローキティ
マツダ コルク製造→自動車メーカー
DeNA オークションサイト→オンラインゲーム
ミクシィ 求人情報サイト→SNS
その中で、本業の業務内容を転換し、それに合わせて社名を変更している会社も多くあります。
花王石鹸→花王
キャノンカメラ→キャノン
松下電器産業→パナソニック
大日本インキ化学工業→DIC
などなど。
では、長く企業が続く秘訣とはなんなのでしょうか?
それは、ダーウィンの進化論の中にもヒントがあります。
ダーウィンは、厳しい自然環境が、生物に無目的に起きる変異を選別し、
進化に方向性を与えるという自然選択説を唱えています。
有名な名言が、
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。」
人類も、企業も、少しずつ時代に合わせて生き残るために、変化、進化しているんですね。
今、まさに、人類に大きな大きな変化がもたらされているのかもしれません。
信念は変えず、でも生き残るための進化を遂げる。
長く続いているからこそのメッセージから、学べるものを活かしていきたいですね。