ヘルスリテラシーの差ではない、コロナ離婚の本当の原因
コロナ自粛により、ニュースは、日々絶え間なくコロナ関連。
本当に日々日々大変ですよね。
そんな中、ワイドショーを見ていたら、「コロナ離婚」という言葉。
また、マスコミがネタを探して、話題を作ろうとしている。
最近では、捏造も取り上げられ、メディアのレベルは本当に低くなっている。
その中で取り上げられたコロナ離婚の内容は、ヘルスリテラシーの差によるものとのこと。(すぐ横文字使う、、、モラハラだのなんだの)
旦那が家に居すぎて、その割に全然家事を手伝ってくれないし、ヘルスリテラシー(健康面での適切な意思決定に必要な、基本的健康情報やサービスを、効果的に利用する個人的能力の程度)の差による行動の差(手を洗わなかったり)から、離婚にまで発展するケースが急増しているとのこと。
普段ほとんど仕事でいなかった旦那がいつもいるようになるということは、奥様が自由に好きなことが出来る一人の時間や、日々作り上げてきた幸せな習慣などがなくなることを意味するのだろう。急に窮屈になる生活。その奥様のストレスたるや、半端じゃないだろう。
その上、旦那の態度が気に入らなければ、もうそれは終わりに近い、、、。
そこは、旦那もそういう奥様の状況をきちんと把握し、理解を示すべきところ。
ところが、旦那にとっても、いきなり仕事が無くなったり、リモートになったり、突然のシチュエーションゆえに動揺していて、そういうところに配慮が行き届かなかったりしてしまう、、、だけならまだしも、ついつい自暴自棄になり、「自分の家なんだから、いつ居ても勝手だろう」くらいの図々しい態度になるとまぁ大変。
そんな状況かもしれない
でも、ここでコロナが原因で別れてしまうことは、コロナにかかることと同じくらい、人生にとって大問題ではないだろうか。
コロナのせいで、健康や経済が破壊されていく中で、家族の幸せまで奪われてしまっては、本当に悪いことしかなくなってしまう。
世の中は、ピンチばかりだけど、ピンチは乗り越えれば、逆に、より絆が深まるチャンスにもなるので、ぜひ乗り越えて欲しい。
ただ、こういう問題は、当事者同士だと、感情が入り過ぎて冷静になれないこともあると思うので、客観的に見える立場から、表面的な部分ではなく、本当の原因について書いていこうと思う。
なので、ここは一つ、ゆっくりと客観的に静かな場所で落ち着いて読んでもらいたい。
せっかく出会えて、結婚まで出来た二人が、お互いの認識のすれ違いで別れてしまうのはもったいないし、
このご時世、独り身からすると、唯一、自分以外の人で、自分以上に大切な人といられることの素晴らしさは計り知れないため、喧嘩状態であるなら、その原因を紐解き、少しでもコロナ離婚が減るようになればな、と切に願う。
コロナ自粛による独り暮らし
独り暮らしのコロナ自粛による危うさ
そもそも、相手がいるから鬱陶しいし、だから喧嘩も出来る。
でも、相手がいるから幸せだったりする。
ただ、考えてみて欲しい。
独り暮らしの場合
もちろん、喧嘩なんて出来ない。
それどころか、話も出来なければ、声を発することもない。(その必要がない)
一日中、話せず、触れられず、笑うこともなく、終わってしまう。(自主的に電話したり、テレビ見たり、歌ったりしなければ)
もし、仮にコロナにかかってしまった場合を想像してみて欲しい。
誰にも心配してもらえず、ただただ苦しい時間を過ごす。(そもそも独りなので、気付いてもらえない)
SOSなんてもちろん誰にも頼めない。
しかも、治っても2週間隔離生活。
そもそも、これだけ「濃厚接触禁止」を謳われてしまうと、日常で誰にも会えなくなるため、
会わないだけでなく、連絡さえもあまり取らなくなってしまっている。
外出は、最低限の日用品、弁当、多少の散歩。
この生活が、ひたすら続く、、終わりが見えず、、、
それを、黙々とただ一人、、、
その生活に比べたらどうだろうか?
少なくとも、相手がいる。話すことが出来る。笑うことも出来る。
子供がいれば、久々に一緒に話したり、遊んだり出来る。
こんなに原点に戻れる時間はない。
神様が与えてくれたひとときの幸せな時間だと思う。(仕事も行けなかったりするので)
一人は、、、ひたすら、自分と向き合えるけども。笑
ヘルスリテラシーの違いから見える、お互いが本当に求めているもの
そこで、喧嘩の原因に戻ってみたいと思う。
ヘルスリテラシー。
喧嘩の原因はこのように解説されていた。
旦那は、帰ってきても手を洗わない。
「俺は、コロナなんかにかからねぇ」という訳の分からない理屈によるものらしい。
奥様は、もっと家族のことをケアして欲しいと。
これは男性なら、旦那。女性なら奥様に同意する人は多いと思う。
ただ、ここで、何が問題なんだろうか?
本当にヘルスリテラシーなのか?
よく考えてみてください。
違いますね。
要するに、
旦那は、もっと家族(奥様)のことを想った行動をするべきで、
奥様は、もっと旦那のことを想った発言をするべきなんですね。
旦那は、そもそも健康に対するヘルスリテラシーとかなんとかっていうのは、ほぼ興味は皆無だろうし、奥様だって、そんなことは分かっていて、ヘルスリテラシーをあげることを望んでるわけではない。自分が手を洗わないとかいうポリシーはどうでも良くて、家族の為を想った行動をして欲しいってことなんですね。つまりもっと、自分(奥様、家族)を大切にしてくれってことなんですね。
奥様も同じですね。
もっと家族のことをケアしてよ!ではなく、
「あなたに何かあったら心配でしょ!」と、家族(旦那)の為を想った言動、行動をすることが大事なんですね
ここで、比べてみてください。
お互いの問題点。
同じなんですね笑
お互いが、お互いのために行動すること。それを優先すること。
それが出来れば、問題は起きなかったはずなんですね。
なのに、どちらも「自分にもっと気を遣え!」が先にきてしまってるんですね、、、
これは、良くあることだと思います。
だから、いつでも、少しだけ、客観的に自分たちを見つめ直すことが大事なんですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
やはり、ヘルスリテラシーや、コロナ自粛が、コロナ離婚の原因ではなかったですね。
コロナや、それに伴う自粛に惑わされるのではなく、そんな時こそ、自分たちが大事にしているものを大事にした行動が大切なんですね。
ぜひ、この機会に自分たちのことを見つめ直してみてください。