【緊張しやすい人へ】人前でスピーチする時におさえておくべき3つのコツ
色々な場面で司会を依頼される中で、こんな相談をよくいただきます。
「どうしたらそんなに上手く話せるんですか?」「緊張しちゃうんですけど、どうしたら良いですか?」
たくさんの人の前で話す時、色々な感情が巻き起こり、慌ててしまいますよね。結婚式、取引先でのプレゼン、目標の発表などなど。
そんな時、どうすれば、緊張せず話せるのか?今回は、特に結婚式でのスピーチをイメージして、人前で話す時に外せない、おさえておくべき3つのコツについてお話ししていきたいと思います。
- ①人前で話す時に、自信を持ってスピーチができる!原稿の作り方の3つのポイント
- ②人前で話す時に、準備しておくべき3つのポイント
- ③人前で話す時に、緊張しないためには
たくさんの方へ届けたい想い
①人前で話す時に、自信を持ってスピーチができる!原稿の作り方の3つのポイント
POINT1 誰に、どのように、何を伝えたいかを絞って考える
例えば、たくさんの人が参加している中でのスピーチ
誰に対して、話をしますか?
結婚式を想像してみましょう
新郎新婦?その親御さん?出席しているご友人?
全員に対して話をしてみるとどうなるでしょう?
話がまとまらなくなりますね笑
例えば、
新郎新婦に向けたスピーチだったら、
「素晴らしいお二人の幸せを願ってます」と、お二人へのメッセージ
新郎新婦の親御さんに向けたスピーチなら、
「素晴らしいお子様の門出を願っています」
新郎新婦の友人に向けたスピーチなら、
「二人って〇〇ですよね!絶対幸せになりますよね!」
つまり、誰に向けて話をするかで内容が変わってしまうということなんです。
ということは、全員に向けて話をすることはできないということですね。
厳密にはできますが、何が言いたいか分からないスピーチになってしまいます。
ということは、結婚式の例で言うと、主役は誰ですか?
もちろん新郎新婦ですよね?
ですので、二人に向けて、二人だけのために話をすれば間違いありません。
新郎新婦と自分にしか分からなくたって良いんです。
それでも、想いが伝わるはずです。
大事なことは、誰にメッセージを届けるのか?を明確にすることです
POINT2 結論から考える
先ほどの例の通り、メッセージを伝えることを決めたら、その相手にどのようなメッセージを届けるのか考えましょう。
お分かりの通り、要点を絞るから原稿が考えやすくなるんですね。
あれもこれもと詰め込んでしまうと、「結局、何が言いたかったの?」と言う、よくあるスピーチになってしまうんですね笑
結論から考える。例を出しますと、
結論「新郎新婦がどれだけ素晴らしい二人で、参列者が応援したくなるように話がしたい!」
と言う話がしたい!と考えると、
二人の微笑ましいエピソードや、自分との関係、友人を大切にするエピソードなど話をして、
「だから、二人には幸せになって欲しいし、皆さんも一緒ですよね?」
と言うスピーチになる。
このように、誰に話をするか?で、結論をどのように話すかが明確になるので、まとまりのある話ができるようになります。
POINT3 要点だけ覚えておく
スピーチを考えた結果、紙に書き出す方が多いと思います(ちなみに、僕は原稿を読みません)
これをそのまま読んでしまうと、間違えはないのですが、想いが伝わりづらくなります。
ですので、要点だけは確実に覚えておくようにしてください。
例えば、感動のエピソードを3つ盛り込んだとしたら、〇〇の話、笑い話、感動話、など、3つの要点だけを覚えておく。
なぜなら、細かい言い回しは、聞いている方も気にしないからですね。
話自体が飛んでしまうと大変なので、何の話をすれば良いのか?という要点さえ覚えておけば、なんとかなります。
ですので、結論へ向けて、どんな話をするのか?という要点だけは覚えておいてください。
②人前で話す時に、準備しておくべき3つのポイント
POINT1 自信を持った原稿
先ほど、原稿の書き方に関しては、説明をしました。
ですので、もうこれで完璧です。自信を持って話をしてください。
そのためにも、何度も言いますが、誰のために、どのような結論の話するのかということを忘れないでください。一度、大筋が決まりましたら、もうあとは自信を持って話をするだけです!
POINT2 本番を想定した練習
本番をイメージしてください。
人数が多いと、手に汗を握る感覚があると思います。
参列している友人が、頑張れって笑顔を投げかけてくれています。
その中で、先ほど考えた最幸のスピーチをお話しください。何度も何度も。
そうしているうちに慣れます。練習を重ねるほど、自信に溢れてきます。何度も話をして、自分が涙するほど。
そうすれば、本番は大したことがありません!
POINT3 参加者への声掛け
これは、実践している方が少ないと思います。
参列している知っている方にどんどん話をして、味方に付けてください
話慣れている方ならお分かりだと思いますが、会場には空気というものが流れています。目には見えませんが。
そして、この空気は、温かかったり、冷たかったり、優しかったり、時に厳しかったりします。
結婚式の場合、よほどの変なことを発さない限り、温かい空気に包まれています。
ただ、その空気を、より温かいものにする方法。それが、参列者への声掛けになります。
人は、知らない人より、知っている人の話を聞きたいものです。
話を聞きたい人を一人でも多くすることで、会場の空気を、より自分が話やすいように作ること。
これも大事なノウハウになります。
③人前で話す時に、緊張しないためには
最後に、究極の話をします。
人前でも緊張しない、究極の方法
それは、、、、、
「誰もあなたの話を聞いていない!」ということです笑
悲しいかな、緊張しやすい方は自意識過剰なケースが多いです笑
そこまで、誰も注目していません。
新郎新婦は、真剣に聞いてくれます。もちろん。
でも、その他の参列者は、「誰だろ?あれ」くらいにしか思っていません。
という気持ちで望むことが重要です!
必要以上にあれこれ考えない。誰も注目していない。
自分は、新郎新婦にメッセージを届けるんだ!
それだけで十分です。それ以外を考えるから緊張するんです。
新郎新婦と自分だけで緊張しますか?
しませんよね。
そういうことです。
誰も聞いてないという気持ちでリラックスして、スピーチをおこなってください。
まとめ
いかがでしたか?
人前で話す時におさえておくべき3つのコツ、をお届けしました。
とても重要な話だったと思います。
それでも、自分だけだとつい、焦ったりしてしまう方もいると思います。
そんな時は、いつでもお気軽にご相談ください
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